2026年夏の札幌は雨ばかり?「北海道の夏が本州化(内地化)」していると感じる理由
「北海道には梅雨がない」
そんな昔ながらの常識が、いよいよ過去のものになりつつあるのかもしれません。
2026年の6月から7月にかけて、ここ札幌ではすっきりと晴れる日が少なく、どんよりとした曇り空や雨の日が続きました。ただ雨が降るだけでなく、肌にまとわりつくようなあの「むしむしとした空気」に、思わず「ここは本州(内地)か?」と錯覚してしまった方も多いのではないでしょうか。
今回は、2026年夏の札幌のリアルな体感と気象データ、そして「北海道の気候が変わってきているのではないか」という疑問について、一人の道民の視点から深掘りしてみたいと思います。
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2026年6月・7月の札幌、とにかく雨が多くてジメジメだった
今年の初夏から夏にかけての札幌は、本当に異例の天気でした。
例年であれば、6月の札幌は1年の中で最も爽やかで過ごしやすい季節。本州の人たちが梅雨に苦しむのを尻目に、カラッとした青空を満喫できる時期のはずでした。
しかし、2026年は一転して雨続き。7月に入ってもすっきり晴れる日は数えるほどしかなく、気がつけばバケツをひっくり返したような大雨に見舞われる日もありました。
何より辛かったのが「湿度」です。雨が降っても気温が下がらず、連日、じっとりと汗ばむような不快な暑さ。家の中のフローリングがペタペタしたり、洗濯物が全く乾かなかったりと、これまでの北海道の夏とは明らかに違うストレスを感じる毎日でした。
データが証明する「蝦夷梅雨」を超えた異常事態
この「ジメジメ感」は、私の気のせいではありませんでした。実際の気象データを見てみると、驚きの数字が現れています。
2026年7月の前半、北海道の日本海側を中心に、なんと平年の2倍を超える降水量を記録しました。さらに驚くべきは湿度です。札幌の平均湿度は連日80%以上を記録。これは平年に比べて10%近くも高い数値で、まさに本州の梅雨そのもののデータです。
北海道には昔から、6月頃に一時的に天気がぐずる「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という言葉がありました。しかし、従来の蝦夷梅雨は「オホーツク海高気圧から来る冷たい空気」によるもので、肌寒さを伴うのが特徴でした。
ですが、今年の雨は違います。南からの暖かく湿った空気が直接流れ込んできており、性質が完全に「本州の梅雨(梅雨前線)」と同じだったのです。
北海道の「内地化(本州化)」はもう止まらない?
画像出典:tenki.jp
こうした気候の変化を目の当たりにすると、「北海道も内地化している」と言わざるを得ません。
近年、日本全体の平均気温が上昇している影響で、これまで本州付近で消滅していた梅雨前線が、勢力を保ったまま北海道のすぐ南まで北上し、そのまま停滞するケースが増えています。気候帯そのものが、北へシフトしているのです。
画像出典:tenki.jp
近年の北海道では、以下のような「本州並みの気象」が当たり前になりつつあります。
- 35度を超える猛暑日の連続夜になっても気温が下がらない
- 熱帯夜局地的なゲリラ豪雨や線状降水帯の発生
かつてエアコンなしで涼しく過ごせていた北海道の夏は、いまや「エアコン必須で湿度対策に追われる夏」へと変貌を遂げています。
我が家もエアコン2台体制へ。道民のライフスタイルも本州化
気候が変われば、私たちの暮らしも変わります。「北海道の家にエアコンはいらない」と言われたのも今は昔。我が家でも、ついに居間と寝室の2箇所にエアコンを計2台設置しました。
これまでは「リビングに1台あれば、年に数日の猛暑日だけしのげる」という感覚でしたが、近年のジメジメした熱帯夜を経験してからは、寝室のエアコンも完全に必須ガジェットとなっています。
周囲の家を見渡しても、室外機が複数並ぶ光景が当たり前になってきました。本州のように「エアコンの除湿モードを24時間かけっぱなしにする」というライフスタイルが、ここ札幌でも標準仕様になりつつあるのを身をもって実感しています。
札幌で快適に暮らすためのエアコン選びと除湿対策
ここからは、北海道の内地化に負けないための「札幌仕様のエアコン選び」と、今すぐできる「ジメジメ対策」をまとめました。
1. 札幌でのエアコン選び「3つの新常識」
「寒冷地仕様(暖房強化型)」を選ぶのがトレンド
- 夏の冷房・除湿はもちろん、冬の主暖房としても使える「寒冷地仕様」を選ぶ道民が急増しています。灯油代の価格高騰に対するリスク分散にもなるため、今から買うなら冬にも強いモデルが安心です。
冷房専用機よりも「除湿機能のバリエーション」に注目
- 2026年夏のようなジメジメには、冷えすぎずに水分だけを飛ばす「再熱除湿(弱冷房除湿ではないもの)」機能がついたエアコンがおすすめです。室温を下げずに湿度だけを50%前後にキープできるため、夜の寝室でも体が冷えすぎません。
購入・設置のタイミングは「秋〜春」が鉄則
- 札幌でも夏本番(6月後半〜8月)になると、電気屋さんの工事枠が1ヶ月以上待ちになるのが当たり前になりました。価格が落ち着き、工事もスムーズな秋から春にかけて動くのがベストです。
2. エアコン以外でもできる!我が家の即効除湿テクニック
エアコンを2台稼働させつつ、以下の対策を組み合わせると電気代の節約にもなります。
「床のサーキュレーターで「天井の熱」と湿気」をかき混ぜる
エアコンの風をサーキュレーター(扇風機でも可)で循環させると、部屋全体のジメジメ感が一気に和らぎます。
クローゼットや押し入れは「隙間あけ」+「炭」
湿気がこもりやすい寝室のクローゼットは、扉を少し開けてサーキュレーターの風を送り込みましょう。湿気取りとして、繰り返し使える「結露・調湿用の炭(炭八など)」を置いておくのも北海道の長い梅雨におすすめです。
札幌の厳しい冬にも使えて、夏のジメジメも「再熱除湿」でサラッと解決してくれるおすすめの寒冷地エアコンはこちら。本格的な夏や冬が来る前の、工事が空いている今の時期の設置がおすすめです。
まとめ
2026年夏の札幌の長雨は、北海道の気候が確実に「内地化」していることを実感させる出来事でした。
かつてはエアコンなしで涼しく過ごせていた北海道の夏ですが、これからは私たち道民も、「1家で複数台のエアコン」での湿気・熱中症対策が当たり前の時代に突入したのかもしれません。
皆さんのご家庭では、今年の夏のジメジメをどのように乗り切っていますか?「うちはエアコン2台設置しました!」「おすすめの除湿対策」など、ぜひコメントで教えてください!
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