この記事では、北海道百年記念塔の解体について解説します。
センチュリーホテルの閉館、北海道百年記念塔の解体と時代の変化を感じます。
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北海道百年記念塔とは
北海道百年記念塔は、札幌市厚別区の野幌森林公園にあります。
大自然の中に悠然と立つ百年記念塔は、開拓の先人の苦労に感謝と慰霊、その志を引き継ぎ立派な郷土へと発展させる道民の決意を示すため、昭和45(1970)年に建設されました。
塔の設計は全国からの公募で、299点の中から北海道今金町出身の井口健氏の作品が採用された。外壁は厚さ4.5~6.0mmの耐候性高張力鋼板で覆われ、鉄骨等も含めた鋼材の総使用量は約1500t。
総工費はおよそ5億円で、その半分の2億5千万円ほどが道民からの寄付によって集められました。
先人が歩んで開拓の苦難(多くの犠牲の上に)に思いを馳せ、今日あることに感謝を忘れなという誓いも込められています。
北海道百年記念塔基本情報
住所 | 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌 |
---|---|
高さ | 地上100m |
構造形式 | 鉄骨トラス構造 |
竣工 | 1970年(昭和45年)7月 |
施工 | 伊藤組土建 |
以前は、展望台への入場は無料で、冬期(11月上旬~4月上旬)は閉鎖されていましたが2014年以降は建物老朽化のため塔内および周辺が立入禁止になっています。
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道の説明によると老朽化に伴う安全性確保や存続した場合の将来世代の負担軽減を理由に解体の方針を決めたようです。
道の試算によると存続した場合の維持費は今後50年間で28億~30億円となり、財政的に存続は困難とのこと。
一方で解体であれば6億円程度の費用で賄えるという試算があります。
老朽化については80年以降、約10年ごとに専門家。計画的に実施してきました。
しかし96年頃から外壁などの一部落下が確認されたり大規模な補修工事(塔外部)を行ったものの、完全復旧には至らなかったようです。
1.塔は老朽化などしていません。専門家による調査団が証明しています。
2.塔の建設資金の半分は、道民の寄付金によってまかなわれました。
3.塔は全国規模で行われた設計コンペ299案から選ばれた貴重な作品です。
4.塔は建設当時の予算が枯渇し、未完成のオブジェです。
5.塔は、子どもたちが通う地元の学校の校歌や校章にもなっています。引用:百年記念塔を守る会HPより
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このように北海道百年記念塔解体には反対意見もあります。
札幌市民らでつくる「北海道百年記念塔を守る会」のメンバーが北海道と鈴木知事を相手取り、解体工事の差し止めを求める訴訟を起こしました。
しかし鈴木知事は、「やむを得ないという判断は変わらない」などと述べ、計画通り来年1月から解体に着手する考えを改めて示しました。
2023年1月に解体作業を始め、2024年5月末までに解体、撤去を終える。
私は、鈴木知事の判断を否定も肯定もしません。(一庶民には分からない情報もあると思いますので)
ただ「多くの意見をいただきながら、公園エリアの活用を進めていく」という鈴木知事の言葉が実現することを願います。
まとめ
悲報!百年記念塔の解体はなぜ?の記事はどうでしたか?
少しでも、あなたが知りたい内容になっていたならうれしいです。
百年記念塔解体後は、公園内で新たなモニュメントが設置される計画で、鈴木知事は「多くの意見をいただきながら、公園エリアの活用を進めていく」と述べています。
たくさんの方が楽しめる新しい観光スポットとして生まれ変わることを願います!
今日のお弁当
美味しいお弁当、いつも奥さんに感謝です!
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私も子供の頃、良く遊びに行き、結婚して子供が小学生の時には遊びに連れて行った場所で親子でお世話になりました!
時の流れを感じるブログでした♪