キッチン菜園に初めて挑戦する方へ「キッチン菜園をする前に知っておくべき5つのポイント」を解説します。
必要な分だけ採れるので、料理の彩りや香りづけに少量だけ欲しいというときに便利です。子どもと一緒に育てると食育にもなります。
それでは「キッチン菜園をする前に知っておくべき5つのポイント」です!
- キッチン菜園で育てられる野菜
- 用意するもの
- 野菜の植え方
- 肥料
- 虫予防
キッチン菜園でおすすめの野菜
キッチン菜園では、バジルなどの西洋ハーブが人気ですが育てやすさと利便性(使い道)を考え和ハーブのシソ、三つ葉とパセリの3種類をおすすめします。
シソ、三つ葉、パセリは少量しか使わないことが多いと思います。
わざわざお店で買わなくても自宅で育てていると便利です。
バジルについては、後日別の記事で紹介します。
キッチン菜園で必要な物
まずは、100均の園芸グッズコーナーに行ってください。
キッチン菜園で必要なものは、100円均でほぼ揃います。
プランター、元肥入り培養土、赤玉土を買いました。
プランターもキッチン菜園には最適な大きさです。
あまり大きいと管理が大変ですし置き場所にも困ります。
培養土は元肥入りなのでキッチン菜園初心者にはおすすめです。
キッチン菜園の土作り/植え方
キッチン菜園で1番大切な土作りです。
初めにプランターに赤玉土をひきます。
赤玉土を入れることで水はけのよい土にします。
もしあれば腐葉土を混ぜると尚よいでしょう。(腐葉土も100均で買えます)
プランターに培養土を入れ野菜の苗を植えます。
今回は元肥入り培養土なので初期肥料は入れません。
植えてから2週間後に置き肥をします。
苗を植え付けましたらタップリと水をかけます。
暑い時間帯だとプランターの中が蒸れる可能性があります。
プランターへ苗の植え付けは、朝か夕方(涼しい時間帯)が良いです。
植え付け直後は、液肥など即効性のある肥料を与えるのも避けたほうが良いです。
キッチン菜園で使う肥料
2週間後の追肥には置き肥型が便利です。
私が使っているプロミックです。
臭いもなく清潔なので、室内でも安心して使えます。
追肥のタイミングがわかりやすいのでキッチン菜園初心者の方におすすめです。
プロミック
早く効く成分(速効性)とゆっくり効く成分(緩効性)を含み肥料効果が約2ヵ月間持続します。
水やりごとに溶けて、こなごなに崩れたら、次に与えるタイミングです。
植物活力液
肥料ではありませんが植物活力液を併用すると野菜が元気に育ちます。
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植物本来の力を最大限に引き出せます。
キッチン菜園の虫よけ
室内でも安心できませんので虫よけ対策は必要です。
虫よけには木酢液を使うとよいです。
私が使っている木酢液「ゲキのひと吹き」です。
スギやヒノキから蒸留した天然素材なので安心して使えます。
木酢液は、様々なものが販売されていますが粗悪な製法や有害物質をろ過せずに販売されているものもあります。
品質表示欄を確認して、pHが3前後のもので透明度が高い物を選んでください。
コーヒーの残りカスを乾燥させて土にまくと虫よけが期待できます。
※すでに虫がついている場合は効果はありません。
あくまでも予防です。
キッチン菜園 野菜の育て方
シソ
シソは日当たりが悪くても育つ丈夫な野菜なので室内でのプランター栽培に最適な野菜です。
半日陰
午前中に日が当たる東向きの場所が良いです。
レースのカーテン越しに日差しが入る窓辺の明るい場所。
7月くらいから成長のスピードが速くなりますので水を切らさないように注意してください。
15cmくらいまで成長したら茎の頂点を摘み取ってください。
摘心といいまして脇芽が成長し収穫が多くなります。
脇からの葉が成長しないようであれば、鉢の中で根が詰まっているのかもしれませんので根切をしてください。
1週間くらいで旺盛に成長します。
根切の方法
ガーデンバサミをシソの周囲に垂直に入れて、根切をします。
- 半日陰で育てる。
- 夏の水切れに注意する
- 土が乾いたら水やりのタイミング(コメのとぎ汁を使ってください)
- 肥料を切らさないように注意する(植えてから2週間後に置き肥をする)
- 15cmくらいまで成長したら摘心する
- 根が詰まっているようでしたら根切をする
シソの収穫
収穫は下の葉から必要な分だけ摘んで薬味、付け合わせなどに使ってください。
お刺身の付け合わせに最適です!
パックで買ったお刺身もワンランクアップします。
シソの天ぷらも美味しいです。
三つ葉
三つ葉は、明るい日陰で元気に育つので室内でのプランター栽培に最適な野菜です。
日なたで育てると葉茎が硬くなります。
日光不足になると香りが少なくなってしまいます。
ただ乾燥には、やや苦手なので土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。
夏は水切れしないように注意してください。
霧吹きで葉水も良いですよ。
生命力旺盛なので肥料切れにはご注意ください。
- 明るい日陰で育てる
- 夏の水切れに注意する(コメのとぎ汁を使ってください)
- 肥料を切らさないように注意する(植えてから2週間後に置き肥をする)
- 霧吹きで葉水する
三つ葉の収穫
味噌汁や茶わん蒸しなどの香り付けに良いです。
少量しか使わなことが多いので自宅のプランターで栽培しておくと、便利でおすすめで
パセリ
パセリは、真っすぐ下に向かって根を張るので、プランター栽培に最適です。
パセリは日光を好むので室内でも日当たりがよく風通しのよい場所で育てると色鮮やかになり、香りも強くなります。
半日陰などに置いて育てた場合、葉の色が薄く、香りや味も柔らかくなるので、お好みに合わせて置き場所を選ぶとよいでしょう。
水やりは乾燥しないようたっぷりと与えましょう。
土の表面が乾いたら水やりのタイミングです。
6月くらいには追肥をしてください。
置き肥が便利です。
- 日当たりがよく風通しのよい場所で育てる
- 土が乾いたら水やりのタイミング(コメのとぎ汁を使ってください)
- 肥料を切らさないように注意する(植えてから2週間後に置き肥をする)
パセリの収穫
パセリは付け合わせに使うと料理が彩りよくなり映えます。
パセリの香りや味が苦手な方には天ぷらがおすすめです。
熱を加えることで苦みが和らぐと言われています。
まとめ
キッチン菜園をする前に知っておくべき5つのポイント!はどうでしたか
少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。
キッチン菜園はけして難しくありません。
色どりや香りづけなど少量しか使わない野菜は必要な分だけ収穫して使えるので経済的です。
子どもと一緒に育てると食育にもなります。
野菜嫌いだった子どもが、喜んで食べるようになることもあるかもしれませんね!
今日の記事の手順で行うと失敗はないかと思います。
是非、トライしてくださいね!