この記事で札幌雪祭りの歴史と第1回札幌雪まつりと雪まつりの起源を解説します。
2023年の札幌雪まつりは、今から73年前の1950年2月に開催されました。
1950年当時の札幌の人口は31万3千人。
1950 年2月18日の日経平均株価終値は111円21銭。
それでは、第1回札幌雪まつりについて解説します。
<スポンサーリンク>
札幌雪祭りに起源
札幌雪祭りは小樽市北手宮尋常小学校の第2代校長の高山喜市郎氏の提案で開催された雪祭りが起源といわれています。
同校では昭和10年に最初の雪まつりが開催され、児童の手でダルマや唐獅子などの雪像が造られたといわれています。
製作期間は、約1か月!!!
しかしダルマや唐獅子とは、時代を感じますね。
以後、子の雪まつりは、「雪手芸品」といわれ同校の年中行事になったようです。
この時の雪像を展示するというアイデアがのちの札幌雪まつりにつながったといわれています。
小樽市北手宮尋常小学校は戦後小樽市立北手宮小学校となりましたが2016年3月に惜しくも閉校となりました。
第1回札幌雪まつり
記念すべき第1回札幌雪まつりは、1950年2月18日に開催されました。
開催期間は2月18日の1日間でした。
会場は、大通りで来場者数は5万人と記録されています。
当時市民の雪捨て場だった大通7丁目広場に市内の3高校、2中学の美術部員による裸婦像など6基の雪像が展示されました。
第6回からは陸上自衛隊が参加し、大規模な雪像作りが始まります。
第10回には2500人もの自衛隊員が動員され、大雪像が何基も制作されるようになりました。
また、テレビや新聞で初めて雪まつりが紹介されたのもこの年からです。
72年の札幌冬季五輪を契機に世界に知れ渡るようになりました。
雪まつり当日は雪像展示のほか、ドッグレースやダンス会、演芸大会などの催し物も開催され大いに盛り上がったそうです。
札幌雪まつりの歴史
制作される雪像は回を重ねるごとに精巧で巨大になり、規模も拡大していきます。
第4回には、高さ15mの大雪像「昇天」が展示されました。
この雪像は、今までの雪像の3倍以上という大きさに、観客は大いに驚いたといわれています。
こちらは、第14回札幌雪まつりの写真です。
第25回札幌雪まつりは、試練の雪まつりでした。
第25回札幌雪まつりはオイルショックで 雪を運ぶトラックのガソリンが手に入らず、雪像の中にドラム缶を入れるなどして乗り切りました。
73年の時を経て世界3大雪まつりとなった現在。
世界3大雪まつり
・日本の札幌雪祭り
・カナダのケベック・ウインターカーニバル
・中国のハルビン氷祭り
まとめ
【札幌 雪まつり 歴史】第1回札幌雪まつりの記事はどうでしたか。
少しでもあなたが知りたい内容でしたら嬉しいです。
初めは、中高生による6基の雪像から始まった札幌雪祭りが今や世界3大雪まつりまでに発展したのはすごいことですね。
何事も初めは、小さな一歩から始まるんですね。
しかし雪像の大きさやクオリティの進化は素晴らしいですね。
今日のお弁当
いつも美味しいお弁当、奥さんに感謝です。
<スポンサーリンク>