TOMO
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「地下鉄さっぽろ駅で待ち合わせをしようと案内板を見たら、2番はあるのに『1番出口』が見当たらない……」

そんな経験をしたことはありませんか?

実は、札幌の中心である「さっぽろ駅」の地下街には、1番出口が存在しません。最初から作られなかったわけではなく、ある驚きの理由で“消えてしまった”のです。

さらに詳しく調べてみると、さっぽろ駅の地下には、1番以外にも「消えた幻の出口」がいくつもあることが分かりました。

実は私も昔、友人から「さっぽろ駅の1番出口で!」と待ち合わせを指定され、地下街を何十分も彷徨った苦い経験があります(笑)。

この記事では、そんな誰もが一度はハマる(?)「さっぽろ駅・出口の謎」を、実際に現地を歩いて調べた写真とともに、地元民も知らない裏話をお届けします!

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なぜ?地下鉄さっぽろ駅に「1番出口」がない理由

実は最初からなかったわけではない!

「1番出口」がないと聞くと、「縁起が悪いから避けたの?」「設計ミス?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実は1971年の地下鉄南北線開業当時は、ちゃんと1番出口が存在していました。

当時の1番出口は、現在の2番出口のすぐ近く(JR札幌駅の南側、アピアの入り口付近)にあり、当時はまだ地上を走っていた旧JR札幌駅の北側へとつながる「地下自由通路」への階段として、多くの人に利用されていたのです。

1番出口が消えたきっかけは「街の大改造」

では、なぜ消えてしまったのでしょうか?理由は駅周辺の大規模な再開発にあります。

1988年にJR線が高架化され、1999年には地下街「アピア」(旧ステーションデパート)が全面リニューアルされました。この街の大改造に伴って地下通路の形が大きく変わり、役割を終えた1番出口は壁で塞がれることになったのです。

つまり、「最初からなかった」のではなく、「街の進化に伴って消えてしまった」というのが真相です。

JR札幌駅の2番線ホーム(小樽・手稲方面)へと誘導する構内案内板JR札幌駅の改札内にあるホーム案内板。「2」の数字の横には、主に小樽や手稲方面の行き先が書かれています。

実際に、1番出口があったとされる現在の2番出口付近(アピアの入り口近く)に行ってみました。

今はとてもきれいな白い壁になっていて、過去に階段があった形跡はまったく残っていません。

地下鉄さっぽろ駅2番出口付近の白い壁かつて1番出口があったとされる現在の2番出口付近。今はきれいに壁で塞がれています。

毎日たくさんの人が何気なく通り過ぎているこの壁の向こうに、かつて昭和の札幌を支えた地下通路があったと思うと、なんだか歴史のロマンを感じてしまいますね。

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【一覧】1番だけじゃない!さっぽろ駅の「消えた出口・幻の欠番」

さっぽろ駅の地下を歩いていると気づきにくいですが、実は1番以外にも「存在しない出口」や「一時的に消えている出口」が複数あります。

出口番号 現在の状態 なくなった(ない)理由
1番 ❌ 欠番 南口の再開発(アピアへのリニューアル)により閉鎖
7番 ❌ 欠番 2009年の「札幌西武」閉店に伴い閉鎖
10番 ⚠️ 一時閉鎖 旧第一生命ビルの建て替え工事に伴い、現在は閉鎖中
12番 ❌ 欠番 7番と同じく、「札幌西武」の閉店に伴い閉鎖

西武デパートの閉店で消えた

「7番・12番出口」かつて駅前にあった百貨店「札幌西武」に直結していたのが7番と12番出口です。2009年の閉店に伴ってシャッターが下ろされ、現在は案内板からも番号が消えています。

表にもある通り、10番出口は現在「一時閉鎖中」となっています。

こちらは消えてしまったわけではなく、直結していた「旧第一生命ビル」の建て替え工事に伴うものです。新しく綺麗なビルが完成すれば、また便利に使えるようになる予定ですので、復活を楽しみに待ちましょう!

【番外編】かつて「幻」と言われ、復活を遂げた「15番出口」

長年、さっぽろ駅の地下で「幻の欠番」と言われていたのが15番出口です。しかし、駅北側の再開発(北8西1地区)に伴い、2023年12月に新しいタワーマンションや商業施設とつながる形で、見事に復活を果たしました。 欠番が復活するという、珍しいケースです。

未来の札幌駅再開発で「1番出口」は復活する?

北海道新幹線の延伸工事が進む、白い仮囲いに覆われたJR札幌駅北口の様子2026年現在、大規模な再開発工事が続けられているJR札幌駅北口。以前とは通路の様子が大きく変わっています。

実際、2026年現在の札幌駅周辺を歩いてみると、北海道新幹線の延伸に向けた「100年に一度」とも言われる大規模な再開発の真っ最中!駅の南口も北口も白い仮囲いで覆われ、毎日ガタガタと大きな音を立てて工事が進んでいます。

今私たちが当たり前に見ている景色や出口も、数年後にはガラリと変わり、新たな「幻の欠番」が生まれるかもしれません。

特に、かつて7番・12番出口が直結していた「旧札幌西武跡地」には、これから巨大な超高層複合ビルが建設される予定です。そのため、閉鎖されているエリアは数年後に形を変えて新しく生まれ変わることが確実視されています。

もしかすると、今後の地下通路の拡張やビル直結のタイミング次第では、新しくなった「1番出口」が何十年ぶりかに復活する日が来るかもしれません。そう考えると、工事中の今の札幌駅を歩くのも、少しワクワクしてきませんか?

まとめ:さっぽろ駅の欠番は「街が進化してきた証拠」

地下鉄さっぽろ駅に「1番出口」がないのは、札幌の街が時代に合わせて姿を変えてきた歴史の跡でした。

  • 1番出口は、過去の再開発(アピア誕生)で閉鎖された
  • 7番、12番なども、周辺施設の閉館で欠番になっている
  • 街の再開発によって、15番のように突然復活する出口もある

次に札幌駅の地下を歩くときは、ぜひ「消えた出口」の壁の向こう側にある歴史や、これからの未来の姿を想像してみてくださいね!

TOMO
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今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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