北海道だけが県ではなく道なのか?北海道の名前の由来を解説しています。
あなたは、なぜ北海道だけが県ではなく道なのか疑問に思ったことは、ありませんか。
この記事を読めばそんな疑問が解消すると思います。
北海道は県でなく道なのかその理由は?
北海道は、江戸時代まで函館近辺が松前藩(何度か幕府の天領になっていますが)といわれ日本の領地として認知されていました。
それ以外は、蝦夷地、蝦夷が島と呼ばれていて外国という認識でした。
北海道が日本の領土として定められたのは明治時代からです。
それでは、なぜ北海道と命名されたのかです。
いくつかの説がありますがこの記事では、2つの説について解説します。
1つ目の説 8つ目の道
その前に北海道の道とは、地方行政区画のことです。
江戸時代までは、五畿七道と呼ばれていて・・・
東海道 東山道 北陸道 山陰道 山陽道 南海道 西海道
の七つの道がありました。
松村武四郎という人物に八つ目の道として北海道は命名されたといわれています。
松村武四郎
1818年3月12日~1888年)2月10日
江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家、浮世絵師。
明治政府から蝦夷開拓使の役人に抜擢。
2つ目の説 アイヌ語起源
もう一つの説に先住民族のアイヌ民族が自分たちのことを加伊と呼んでいて広い土地という意味の道が結び付き・・・
北にある加伊が住む広い土地ということで北加伊道となりその後、理由は、わかりませんが明治政府が加伊を海に変えて北海道としたといわれています。
北海道は、アイヌ語が起源の地名がたくさんあります。
例えば、札幌。
アイヌ語では「さつ」「ぽろ」「ぺつ」といいます。
日本語に訳すると「乾いた大きい川」というようです。
北海道にも県があった!?
明治4年には、北海道にも函館府(のちに県)、札幌県、根室県がありました。
もともと北海道は東海道などと同じ地方行政区画と同じ道の一つでしたが明治19年に北海道庁が設置されて一つの地方行政官庁となりました。
まとめ
北海道の面白い雑学【なぜ県でなく道なのか】の記事は、どうでしたか?
なぜ北海道と命名されたのか、なぜ県でなく道なのか。
いくつかの説がありますがこの記事では、2つの説について解説しました。
- 1つ目の説 8つ目の道
- 2つ目の説 アイヌ語起源
他にも説があると思いますので調べてみるのも面白いと思い余す。